このモジュールは
他の (データベースによる) アクセス制御方法と組み合わせることで、 「未登録」ユーザに対してサイトを公開しつつ、効率よくユーザ追跡したり、 ユーザのプロファイルに応じたカスタマイズをしたりできます。 このような認証に基づいたユーザ追跡の利点の一つは、 マジッククッキーに基づくユーザ追跡方法や、 珍妙な URL の接頭辞や接尾辞を利用したユーザ追跡方法とは異なり、 完全にブラウザ非依存であり、ユーザ間で URL を共有することができるという 点です。
anon
という値を設定することで起動されます。
以下の例は「普通」の htpasswd ファイルに基づいた認証と組み合わされて おり、以下の要件を見たすユーザを「ゲスト」として許可します:
anonymous guest www test
welcome
のどれかでなければなりません。
ユーザ名の比較は大文字小文字を区別しません。パスワードの検査をしないでアクセスを許可する「魔法の」 userID を 設定します。userID 中に空白を使えるようにするため、 エスケープ文字 \ による方法と、引用符 ' と " によるクオーティング を使うことができます。
ユーザ名の比較は大文字小文字を区別しないことに
注意してください。
魔法のユーザ名 'anonymous
' が許可されている userID に
含むようにすることは強く推奨されています。
これは、userID "anonymous", "AnonyMous", "Not Registered", "I Don't Know" のどれかを使っても パスワード無しでユーザがサイトに入れるようにします。
Apache 2.1 では userID に "*
" を指定することができます。
この場合、すべてのuserID を許可します。
デフォルトの On
に設定された場合は、
入力された (まっとうな電子メールアドレスであることが
期待される) 「パスワード」がエラーログにロギングされます。
ユーザがパスワードとして電子メールアドレスを指定する必要があるかどうかを 設定します。これは空パスワードを禁止します。
On
に設定すると、ユーザは userID (とおそらくは
パスワード欄も) 空にすることができます。これは単にリターンキーを
叩いたり OK ボタンを直接クリックしたりする MS-Explorer ユーザには
非常に便利です。そのような操作はごくごく自然なものでしょう。
On
に設定されている場合、ユーザが有効な電子メール
アドレスを入力することを推奨するため、入力された「パスワード」は
少なくとも一つの '@' と '.' を含んでいるかどうかを調べます
(上の