Mime タイプが application/x-httpd-cgi
であるか、ハンドラ cgi-script
(Apache 1.1 以降)
が指定されているファイルは CGI スクリプトとして扱われ、
サーバにより実行され、その出力がクライアントに返されます。
ファイルは、
サーバが CGI スクリプトを実行するときには、
DOCUMENT_ROOT
と呼ばれる変数を環境に追加します。この変数は
Apache で CGI スクリプトを使用するためのイントロダクションは、 CGI による動的コンテンツ を参照してください。
Unix でマルチスレッドの MPM を使っている場合は、このモジュールの
代わりに
サーバは CGI 規格 で決められている CGI 環境変数を設定します。以下のものは、条件付きで設定されます。
off
に設定されている場合は設定されません。デフォルトの、
/more/path/info
) を
受け付けますが、コアはサーバはパス情報のあるリクエストに
対して 404 NOT FOUND エラーを返します。On
を
設定したのと同じ効果になります。on
(デフォルトでは off です)
で、アクセスしているホストのアドレスの DNS
の逆引きが実際にホスト名を見つけたときにのみ設定されます。on
に設定されていて、アクセスしているホストが
ident プロトコルをサポートしているときにのみ設定されます。
これは簡単に偽ることができ、クライアントとサーバの間に
プロキシがあればまったく役に立たないので、
この変数の値は信用できないということに注意してください。
CGI スクリプトのデバッグは、正しく動作していないスクリプトの出力 (標準出力とエラー) を調べることができないために、難しい状態が続いていました。 これらの Apache 1.2 以降にある ディレクティブはより詳細なエラーのログ収集を提供します。
設定されているときには、CGI エラーログは適切に動作しないすべての CGI をログ収集します。それぞれの正しく動作しない CGI スクリプトは 複数の行にわたる情報がログ収集されます。最初の 2 行は常に以下の書式です:
エラーが、CGI スクリプトが実行できないというものである場合は、 ログファイルはさらにもう 2 行書かれます:
そうではなく、エラーが正しくないヘッダ情報を返す結果である場合 (スクリプトのバグであることがよくあります)、 以下の情報がログ収集されます:
(スクリプトが標準出力や標準エラーに何も出力しなかった場合は、 %stdout や %stderr はありません)。
このログは子プロセスが実行されているユーザとしてオープンされます。
すなわち、
スクリプトのログ収集は CGI スクリプトを書くときの デバッグ用の機能として意図されていて、通常のサーバで 常に使用されるようには意図されていないということに注意してください。 速度や効率は最適化されておらず、設計された以外の方法で使用されると セキュリティの問題があるかもしれません。
大きな本体を受け取ったときにログファイルがすぐに大きくなりすぎる 問題を避けるために、ファイルにログ収集される PUT と POST の本体の大きさは制限されています。デフォルトでは、1024 バイトまでがログ収集されますが、 このディレクティブはそれを変更することができます。