このマルチプロセッシングモジュール (MPM) は、 Unix 上での Apache 1.3 のデフォルトの挙動と非常によく似た方法で リクエストを処理する、スレッドを使わず、先行して fork を行なう ウェブサーバを実装しています。 スレッドセーフでないライブラリとの互換性をとるために、 スレッドを避ける必要のあるサイトでは、このモジュールの使用が適切でしょう。 あるリクエストで発生した問題が他のリクエストに影響しないように、 個々のリクエストを単離するのにも、最適な MPM です。
この MPM は非常に自律的なので、この MPM の設定ディレクティブを
調整する必要はほとんどないでしょう。もっとも重要なことは、
一つのコントロールプロセスが、 コネクションに対して listen して、しかるべき時に応答する 子プロセスを起動します。Apache は常に幾つかのスペア かアイドルなサーバプロセスを維持していて、それらは入ってきた リクエストに応答できるように待機しています。 このようにしてクライアントは、リクエストが応答される前に、 新しい子プロセスが fork されるのを待たなくてもよいように なっています。
親プロセスがリクエストに応答するの子プロセスを
どのように生成するかは、
通常 Unix では親プロセスは 80 番ポートにバインドするために
root
で起動されますが、子プロセスやスレッドは
もっと低い権限のユーザで Apache によって起動されます。
非常に混んでいるサイトでのみ、このパラメータをチューニングするべきです。
このパラメータを大きくするということは、大抵の場合は悪い発想です。
+1
に自動調整されます。
非常に混んでいるサイトでのみ、このパラメータをチューニングするべきです。 このパラメータを大きくするということは、大抵の場合は悪い発想です。